2013年1月3日木曜日

あるがままに生きる


あけましておめでとうございます。
素敵な初夢、見られましたか?

今年で11年目になるそうなのですが、元旦に放送された明石屋さんまさんと、木村拓哉さんの番組のなかで、
さんまさんが面白いエピソードを言ってらしたので、ご紹介したいと思います。
さんまさんが、あるTV番組を観たんですって。
(この番組が放送される前日…ということですから、「大晦日」のことでしょうか?)

「海の生き物の生態について」

くじらとシャチと言えば、海の上で激しい生存競争が繰り広げられる両者の関係。
シャチは、あの大きなくじらを集団で倒し、また容赦なく、力の弱い子クジラさえその標的となります。

鯨(くじら)と聞けば、さも強そうに思えますが、実際にクジラが食べるのは、小さなオキアミ。
それでも「肉食」ではあるものの、シャチの獰猛(どうもう)さに比べれば、なんだか可愛くさえ思えてくるからおかしなものです。

それでね、さんまさんが言ってらしたことは、そういう動物の生態を観ていて、
年齢によって、その興味の対象が違ってくるっていうのですね。
若いころは、あぁ俺はシャチやと。
弱肉強食。あんな大きなクジラを、倒した。俺は海のシャチや。すごいで、と。
そう思っていたかと思うと、今度は結婚して子供でも生まれた時には、
あのくじらが、シャチの攻撃から、身を挺(てい)して子クジラを守っている姿に涙すると。
すごいなぁ。可愛そうやなぁ。親って偉大なものやなぁって。
ところが、今回、何に意識がいったかというと…
あのオキアミだって言うのね。
「たった三秒やで。ゆらゆらとあんなにたくさん泳いでいたかと思えば、ざぶーんと、クジラに一瞬で飲み込まれる。
あのオキアミの人生はなんだったんや!」って。

同じものを見ても、見ている自分のほうが変化するというね。。
実に興味深いエピソードでした。


yumechiyo

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