「良くない人」とされている人のことを、一人の若い女性が激しく責め立てる場面があったんです。
「良くない人」とされている人は、確かに生き方になにかしら問題があるのかも知れません。
しかし、それを責め立てている女性は、「良くない人」を激しく責め立てられるほどの、生き方などしていない人だったのです。
それなのにどうして、他の人には決して見せないような言動を、「良くない人」だけに彼女は見せたのでしょうか…?
「良くない人」は彼女の心が映し出された鏡だったのです。
彼女は、そこに写る自分の姿が、どうしても許せなかったのです。
どうしても認めたくなかったのです。
夢千代
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