2012年4月19日木曜日

汚れ無き魂を持つ人


いつも親身にしてくださる霊能者の先生。楽しみにしていた今日、お会いすることが出来ました。


私が初めて先生にお会いした時、いっぺんで素晴らしいと思ったのは、すっと通った背筋と、精錬とされた生活、そしてご家族の姿でした。

先生は、私よりもずっと年上の女性の先生ですが、彼女も一人の人間です。


痛みも、苦しみも、ちゃんと感じるし、悲しみも孤独も切なさも、しっかりと越えて来られました。

そして、人様にアドバイスする時は、その方の見た目や現在の状況を決して重視なさいません。
あくまで、その方の可能性を見出し、勇気を与え、目の前にあるひとつの心と言向けて対峙されるのです。


私がお見受けする限り、先生はその方の立場というものを大変重視なさいます。

男性であるということ、女性であるということ、妻であるということ、夫であるということ。両親から生まれた一人の子であるということ、子供を持った親であるということ。年齢や精神の発達にふさわしい話題性の提供。また、先生御自身の、女性という立場、母であるということの立場、妻であるということの立場、それを逸脱することがありません。

いつも御自身の立場を守られて、傲慢にならず、決して卑下せず、ご自身の神様から与えられたお役目を、黙々と果たされています。

そんな先生から、私の前世を観ていただいたあと、私自身のお役目についてご示唆いただきました。

「あなたが神様からいただいた能力を無駄にしてはいけませんよ。あなたの助けを待っている人たちが、たくさんいらっしゃる」

いえ…、先生。私はまだ、心無い人たちから受けた傷が完全に乾ききってはいません。生きていることの意味さえも、無為にしてしまうような、我良しのみの人たちに向ける言葉を私は持たないのです。

そんな先生も、いえ、世の中のすべてのカウンセラー達は、少数の身勝手で礼節をわきまえない人種に、ふたつの意味で傷ついてこられましたね。それなのに、いつも少女のような笑顔で私達を迎えてくださるその変わらぬ姿勢に、私は毎回頭が下がるのです。


夢千代

0 件のコメント:

コメントを投稿