2012年4月20日金曜日

大正浪漫に花咲きて



 大正七年―と言えば、ちょうど私の祖父母が生まれた頃のお話し。

 時…浪漫のかおり満ち満ち…
 人々の心 いまだ情けを知る…

 これは、私の『蔵書』のひとつ、はいからさんが通るの冒頭導入部の言葉です。




「人々の心 いまだ情けを知る」



 この漫画が発表されたのが、今からすでに、40年近い前のこですが、そうすると、それは当時からすでに失われつつあった、ということでしょうか…


 物語では、作者の大和和紀さんの美しい画によって、和洋折衷の文化が、そこかしこに紹介されている。そして、その中に生きる人々は、冒頭の言葉を決して裏切らない、人の情けの物語がコミカルに描かれていくのです。


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 さて、現代人における人情の篤い人を探すには、どうすれば良いか?

 柔らかで優しいまなざしであることはもちろんのこと、顔のパーツを見て判断するならば、耳たぶの大きな人を探すがよろしい。

 人相には、「知」「情」「意」という見方があって、大別して3パターンのタイプに人は分別されるのです。
 耳の形に注目するならば、情の深き人は耳たぶにその形を現します。

 人が信じられなくなった時、また、優しさにつつまれたい時には、このあたたかな心を持つ人のそばにいられたら、とても幸せなことですね。


夢千代








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