蟷螂の斧という言葉がある。
蟷螂の斧(とうろうのおの)
《カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする意から》弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。 goo辞書より
今まで知らなかったのだが、蟷螂と書いて、そのまま「カマキリ」と読むそうだ。
さて、石段を歩いていたら、カマキリがいた。
さほど大きくなく、茶色のカマキリである。
しかしカマキリのその姿とは、攻撃態勢ばりばりの姿に見える。
決して遠慮する様子など見られない。
僕は履いていたサンダルを、彼のシンボルであるその鎌(カマ)に近づけてみた。
…半分は、真剣に対峙し、半分は、愛着をもって対峙する。
果たして、彼はどうしたであろうか。
すると、、、
僕のサンダルにぶらさがってきた。
これはやられた。
まさか、こう来るとは想わなかった。
なんだかかわいくなって、そっと地面においてやった。
0 件のコメント:
コメントを投稿