細やかな雨がミスト(霧状)となって地球に降り注いでいます…
「…雨になっちゃいましたねぇ」
送迎の車の中で、運転されている地元の方にそう呼びかけると、
彼は、ちょっとむきになったようにしながら、
「恵みの雨ですね。畑の作物のためにはよかった」
とひとりごとのように応える。
ここは、都心部を離れた旅先、日本の田舎。
北に行っても、南に行っても、僕は不特定の“彼”と出会い、
何度“はっ”とさせられたことだろう。
「快適」とか、「不快」とか、
それは“自分側”から感じたひとつの“可能性”でしかなくって、
「好き」とか「嫌い」っていうやつも、
自然や植物たちから見たら、「私」とはもしかしたらまったく違う感覚を持っているのかも知れない。
夢千代
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